春のぉ足音もぉ、どんどんとぉ近寄って来るぅー三月のぉ三十一日の事だよ。
今日もぉ乗っ込みブーナマ追っかけてよぉ、ポポさんに六郎さんとぉ遥々エバラギ迄ぇ行ってみっと、あら?何処かでぇお見受けしたぁあ神々しい後ろ姿がぁ目ん玉に入って来たよ。
もしやと思ってぇ、恐る恐る近づいて見りゃあ、やーっぱ泣く子も更に泣く、押上の竿辰親方じゃん。
どっしり腰据えてよぉ、エンコでぇブーナマ釣りされてんのわぁ、親方この頃足腰お悪くされてっからぁ仕方ねーわな。
んで、二匹だかぁ三匹しか釣れねぇえよと嘆いておられてよぉ、今日からわぁこっちシブいかも知んねぇなぁと俺も思いつつよぉ、地と先のポインツへ、親方ぁすんませんけんども、ちと探って見て来ますわぁと行っちゃあ見るもんもよぉ、
貴族高級竿富矢竹印籠継尺オーヴァーブーナマぶっこ抜くき和竿出して見るけどぉ、
なぁーんか魚っ気無ぇえし、ボウズ食らっちまう臭ぇえわ、竿辰総帥からぁーも電話来てよぉ、「おう、ズラ健児、其方釣れてんのか?釣れてりゃあ教えてくれ。」何つープレッシャーかけてくっしよぉ、こりゃあ前日結構ブーナマ揚げたっつー、チーム東作のぉAOY大先生にぃ其の釣れたっつーポインツ教えて下さいとぉ電話してぇ、こっからかかなる離れた所だけんども、んじゃー一発勝負でぇ、大先生信じてぇ行って見んべやとな、玉砕覚悟でぇ大移動すっきゃ無ぇーや。此処がぁAOY大先生にぃ教えて貰ったぁ、先日大爆釣ポインツなぁー筈なんだけんど、、だーれも釣れてねぇえし、浮子がぁ動いたよなぁと合わせ喰らわしてやったらぁ、ブーナマじゃあ無ぇえ、ボーダーの野郎だ。
やべぇなぁ、こりゃあまじ卍でぇブーナマ釣れずに家帰る羽目になんじゃねぇえのか?と思ってよぉ、もー一度大先生にぃ確認取ってみりゃあよぉ、此処じゃあ無ぇーよ、反対岸のぉもっと向こうだぁっつー大先生のぉお話。
んなぁよぉ、人に教えてんならぁ、もーちとちゃーんと教えてくれよなぁ。
んでぇ其のポインツまでぇ移動すりゃぁな、釣り人もぉちょろっと居るしよぉ、ブーナマもぉそこそこ出てるっつーお話だよ。
水わぁほっとんど無ぇえ、くっそ浅いホソだったけんどな、ボサんとこにシモリ仕掛け落としてみっと、
髭の野郎もぉ混ざっちまったがぁ、AOY大先生のぉ仰るとーりでぇ、やーっとブーナマのぉ面拝むコト出来ました。
乗っ込みのぉ魚じゃあ無ぇえ感じだったけんども、尺迄わぁ届かねぇえけど、両手以上わぁ数も出たしぃ、ボウズもぉ逃れてぇ一件落着ってとこだ。
大先生のぉお陰でまじ助かったわ。
六郎さんもぉポポさんもぉ満足出来る釣りしたよーで、ポポさんなんかぁチャーハンオンザライスにぃメーランっつー炭水化物のぉ塊食らって満足してたぜ。